恋愛観

どうもこんにちは。高菜です。
今日は私のここ3日間ぐらいに起きた出来事をお恥ずかしながら語っていきたいと思います。
確実に痛い記事になるとは思いますが、ご了承ください。


私は人を好きになることはあっても、好かれることは全くと言っていいほどなかった人生でした。(勿論この場合の好きは恋愛感情という意味で)
だからこそ急に人に好かれると物凄く戸惑ってしまう。告白されたのはつい最近でしたが、今でもなんで私が???の気持ちの方が強いです。
初めての告白。そりゃ嬉しくない訳はないのですが、戸惑いの色はどうしても隠せなかったです。


戸惑いの色の方が強かった理由はもう1つあって、それは私に好きな人が居たから。至極単純なお話です。けれど単純に物事は進められないです。
私は告白された後、悩みに悩み、泣きに泣き、考えに考えた結果、私が抱いてる恋愛感情の方を先にどうにかしようという結論に至りました。

好きな人は2個上の部活の先輩で、カラオケやご飯に一緒に行ったり、ここ最近は係や外部のお手伝いなんかでもお世話になっていました。
先輩は本当に誠実で優しくて真面目で世話焼きで、いい所を挙げるとキリがないぐらい良い人です。なんでモテないのかが不思議でならない。


で、昨日のこと。
告白しようと前もって決めてると、朝から胸が苦しくて、辛くて仕方無かったです。その日のバイトは本当に手につかなかった。(でもレジ誤差出さなかったの本当に偉いと思う我ながら)

気づいてもらえるかは分からないけれど、いつもよりメイクもちゃんとして、服も可愛いと思う服にして、イヤリングまで着けて告白しに行きました。
……まあこれはあんまり意味なかったとは思いますが。


告白の決戦場は先輩の家でした。2人きりでした。当日でまさかの先輩の家訪問が決定して、私は舞に舞いました。
この時点で「なぁ〜に付き合ってもないのに男女で家で2人なんだよ??????」と思われる方。少なくないと思います。
ただ、決して先輩は下心で家を提案した訳では無いということを、後の方で説明出来たらと思います。このまま先輩が勘違いされてしまうのは私にとって物凄く不本意なので。


ここまでなんか偉そうに言って来ましたが、本当は気が気じゃなかった。
胸の鼓動が好きな人に伝わってるんじゃないのか、ってぐらいドキドキしていたし、好きな人の家に舞い上がっていたのも事実で。


私はひとまず告白された件に関して相談することにしました。いきなり好きですとは言えないしね。
先輩はそのことに関してもすごく真剣に考えてくれました。告白を受けないのなら相手はどうしたって傷つくだろうから結果論でしかない。けれど相手にとって納得のいく説明をするべきだと。
正直告白で頭いっぱいだったからうっすらしか内容覚えてないんですけど……ごめんなさい。


そこから逸れて逸れて部活の話になって。で、二人の恋愛観の話になって。詳細は省きますが、ここで予想だにしてなかった事態が起きました。

それは先輩が「自分は部活の人をフラットに見ていたい」「部内恋愛をするつもりはない」「付き合うことのメリットがイマイチ分からない、付き合わなくても異性と仲良くは出来る」「高菜さんが自分に告白するという訳じゃなくてちょっと安心した」と、この話の中であげたことです。








正直絶望するしか無かった。見込みゼロじゃん。こんなの。だってその4つとも真逆を行くんやで???私は?????

とどめの私が告白するかとは思ったけど的な発言。いや、全くもって図星なんですよね。先輩の方も予想はしてたみたいだけど、本当にされるとは思ってなかっただろうなあ……申し訳ないことをした。

その時の私は正直決意が揺らいでいました。焦って「脈なしやん、これ……」的なツイートするぐらいには。

先輩は付き合った時に彼女に何もしてあげられず、むしろ別れた後の方が仲良くなれたという経験があるらしく、それを聞いてしまうとそういう思考になるのも仕方ないよねとは思うんです。共感もできる。思うんだけど……………………つらい。

先輩は異性に対してもフラットに接することが出来、尚且つ男の下世話な話が苦手だからこそ、異性の私を家にあげることも別に抵抗は無い。
下心もない。先述してた理由が分かってもらえると嬉しいです。

話がだいぶ逸れましたね。
告白の話に戻します。


結局私は後悔したくないという気持ちが強かったので最後の最後お開きかな〜の雰囲気の時についに切り出しました。


確かこんな感じだったというのを思い出しながら文字におこしてみますね。




私「えっと、実は1番言いたかったことが言えてなくてですね……」
先輩「えっ?! そうなの?(告白されるとは考えてないであろう表情)」
私「いやでもこれ絶対先輩困らせちゃうし……」
先輩「良いよ良いよ、何でも受け止めてあげるから」
私「スゥーーーーッ……(顔が見れず俯く)……本当はですね、最初の話は大義名分みたいな、ものでして……」
先輩「ふむふむ」
私「……実は、あの、…………わぁ〜言えない……」
先輩「え、……もしかして?(笑ってる+ちょっと察してる)」
私「はい、あの、今までの話聞いてたのに、なんなんだって思われると思うんですけど、………………好きです。」
先輩「えっ、え? ほんとに?」
私「……〇〇先輩が、好きです」










恥ずかしすぎる。いっっったい中学生の書く夢小説やん。死のう。

先輩の方もえ〜っ……って凄く恥ずかしそうにしてて顔も真っ赤でここまで冷静でない先輩を見たのは初めてだってぐらいには動揺していました。私の方もじゃあ、図星だったんだとか言われて顔真っ赤になりましたけど。

私の方も、ただただごめんなさい、こんなこと言っちゃってと必死に謝って先輩がいやいや、こちらこそだよ、ってお互いに謝りあってましたね……

この時、ああ言えてよかった。言うだけ言ったし帰るか…とか私はなってました。
玉砕前提で告白していたので、私はその後の先輩の話が驚きでしかなかったです。


先輩「……本当に、人に告白されたことは無かったからうれしい。でも、さっき言ったけど付き合った後に高菜さんにつらい思いをさせてしまうのが嫌だから、自分は今は付き合えない」


私は思わず涙目になりました。
こんな優しい断り方があるのか、と本当に驚きました。先輩の気持ちよりも、私の気持ちを慮った上でこんな感じの返答をしてくれた、という事実が未だに信じられない。
先輩の返答を訊いて、私は尚のこと諦めがつけられなくなってしまったのも、事実ではあるけれど。
告白してから1時間ぐらい、粘ってみたけど結果は変わらず。お互いにしんどいな~、つらい、胸が苦しいとかワーワー言いながら話し合って(話し合いとして成立しているのか?)ましたね。


先輩と後輩という関係は確かに変わらないけれど、私は物凄く舞い上がってしまいました。
帰り際、モーニングコールならいつでも良いよ、とか言ってくれたのも距離が縮まった気がして嬉しかったです……


今でも夢心地です。朝から好きな人の声が聴けるのが嬉しくて。寝起きの先輩の声も可愛らしくて。
好きな人に好き、可愛い、って言えるのも嬉しくて。


……まだ解決できていない問題点はいろいろとあるのですが、告白に関してはこんな感じでした。
脳内お花畑すぎますね、この文章。後で色々と死にたくなると思います。

以上です。
ではまたどこかで。









【追記】
死にたくなりましたね、案の定。
今でも、鮮明に思い出せてしまう自分が憎い。そして死にたい。でも、あの瞬間の嬉しさは嘘ではなかったので。
先輩のことが嫌いになれない自分がいるのも事実で。先輩に他の人を好いて欲しいと言われても未だにそれが出来ないのもまた事実で。

私のことを好いてくれる人を好きになろうとしても、脳裏にチラつくのは先輩の姿で。
情けなさと優柔不断さで、埋まりたい気持ちが常にあります。


感情がほんとめちゃくちゃだよ!😭😭😭😭😭


私はやっぱりまだ先輩が大好きなんだよな、ってこの文章したためながら痛感しました。もうほんと自分がメンヘラ化してってるのこわいよ。

……先輩が幸せであって欲しいです。私はもう多分無理なんだよな。

ではこの辺で!